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大阪てら子 47「webの技術でつくってあそぼ」(MikuMikuDance, MikuMikuMoving, Unity, LeapMotion, Wii U GamePad)

大阪てら子 47「webの技術でつくってあそぼ」

こんにちは。

先日行われた勉強会、大阪てら子 vol.47 『webの技術でつくってあそぼ』で発表された内容の一部を、復習してまとめました。

初音ミクで遊ぶツール。 MikuMikuDance と MikuMikuMoving

@novogrammer さんに、
初音ミクを始めとした3Dモデルを自由に操れるフリーの3DCGアニメーションツール『MikuMikuDance (MMD)』(開発終了)と、その後継ツール『MikuMikuMoving (MMM)』について教えてもらいました。

2つのソフトは、完全ではないまでもほぼ互換性があるらしく、同じデータフォーマットで動作します。
詳しくは下記のページに載っていました。物理エンジンの挙動に注意が必要だということです。

MMD/MMMの物理演算エンジンは同じくBullet Physics Engineを使用していますが、エンジンのバージョンがMMDとMMMでは異なります。
 MMDではVersion 2.75を使用し、MMMではVerion 2.79(だったかな?)を使用しています。
 特に2.75→2.76のバージョンアップ時にジョイント(剛体と剛体を関連付け、かつ回転・移動の制御となる接続点)の計算方法が大幅に変わっており、そのまま適用するとまったく違った挙動となる事が確認されています。

 
mikumikumoving
※MikuMikuMoving の画面。MikuMikuDance より洗練されている印象

 
MikuMikuDance / MikuMikuMoving では、とりあえずは3Dキャラにカメラや光源を当てて触ることができますが、
歩く・踊るなどのアニメーションを作るとなると、キャラクターの体の部位ごとのパラメーターをいじっていくつものモーションを調整する必要が有ります。
これを1から手作業で行うと途方もない時間が掛かってしまうので、下記動画の説明文に記載されてるURLなどからモーションデータをダウンロードして読み込んで使うとよいでしょう。

http://www1.axfc.net/uploader/He/so/342008&key=39 3.2MBくらい

 
ニコニコ動画内で、「MMDモーション配布あり」や「MMDモデル配布あり」などのタグで検索すれば、
踊ってみた人達からキャプチャーされた素晴しいモーションデータが見つかるはずです。

 

MikuMikuDance for Unity

上記の3Dアニメーションを、今をときめくゲーム開発ツール『Unity』上で動かせる便利な『MikuMikuDance for Unity』というライブラリがあるようです。

こういうすごい作品が続々と登場してきていますね。解説ページもありました。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=57EiJJdrlbU&hd=1[/youtube]

 

関連リンク

 

MMD × Kinect するツール MikuMikuCapture

Kinectで採ったモーションをMMDに転用できるらしいツール、『MikuMikuCapture』というのを見つけました。

これを使えば、MMDの3Dキャラクターを自分の動きと同じように動かせたり出来そう。楽しそう!

関連リンク

 

3Dジェスチャー・コントローラー LeapMotion

@okamotomasaaki さんが持参した、開発者向けβ版の LeapMotion というデバイスを見せて頂きました。

 

 
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=_d6KuiuteIA[/youtube]
Kinectが全身の動きを検知するデバイスなら、LeapMotion は指と掌の動きを検知します。

認識するジェスチャーは、手のスワイプ・回転・掌で押すような動作・人差し指で指す動作などがあるそうで、指の向き・位置・指の数・移動量もそれぞれIDが振り分けられていてそれぞれ取れるみたいです。詳しくは、@okamotomasaak さんのブログにて。

AS3でも開発できるように『LeapMotionAS3』というANE(ActionScript Native Extension)もあるようなので、Flashでも遊べそうですね!

 

Wii U GamePad

web上のコンテンツを Wii U の GamePad から操作するネタを @024t910 さんが提供してくれました。

サンプルページ のソースを確認すると、window.wiiu.gamepad.update() で取得したオブジェクトの各プロパティを、フラグで振り分けて判別する、といった具合で結構貧弱な感じでした。音の再生もできない(?)のだとか。

まあ、GamePad で webサイトを閲覧する際に、特別な操作をさせることもあまりないと思うので、これはこれで別にいいのかもしれませんねw
 

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