[追記 10.06.10]
WindowsVista 環境で FlashPlayer8の挙動がおかしくて戸惑ってた件を追記しました。
旧バージョンのFlashPlayerでのデバッグ作業に便利なのが、お馴染みFirefoxアドオン『FlashSwitcher』なんですけど、これがFirefoxのバージョンに随時対応していなかったりしてなんだか調子が悪かったり、その回避策もなにやら難しそうだったりして、微妙に使いにくいところもあったんです。
そこで今回ご紹介するのが、PluginSwitcherというツール(ただしWindowsに限る)。
ネット上にあまり紹介記事が無かったので書いときます。
ダウンロード
こちらのページの右側「Download Plugin Switcher」からダウンロードできます。
なぜか今現在サイトにアクセスすると謎の認証画面が出たりして(無視でOK)怪しいかもしれませんが、そこは自己責任ということで。
PluginSwitcherで異なるFlashPlayerの共存ができます
PluginSwitcherは、ブラウザごとに管理しているFlashPlayerを切り替えられます。
上記画像の『ActiveX』でIEのFlashPlayerを、『Netscape』でFirefox、Chrome、SafariのFlashPlayerを瞬時にインストールして切り替えているようです。
最新のFlashPlayerしか持ってない状態では、現時点最新のFlashPlayer10しか選べませんが、旧バージョンのFlashPlayerをインストールし直すことで、プルダウンリストに追加されていきます。
上記のAdobe公式サイトで、旧バージョンのFlashPlayerがダウンロードできます。
FlashPlayerだけでなく他のプラグインも切り替えられます
あんまり使わなさそうですけど、ブラウザ上のFlashPlayer以外にも、パブリッシュ時やスタンドアローン時のバージョンも切り替えられたり、iTunesやQuickTimeなども切り替えられるようです。
WindowsVista環境でFlashPlayer8の挙動がおかしくて戸惑った件
WindowsVistaなPCで、このPluginSwitcherを使ってFlashPlayer8での動作チェックを行っていたところ、
expressInstallまわりの挙動がおかしくなりました。
具体的には、swfobject.jsを使って用意していた代替コンテンツが表示されず、替わりにexpressInstall.swfが表示されるもこれも正しく動いていないようでした。
ただ、別のWindowsXP環境では問題なく正常動作してるようでした。
FlashPlayer8がサポートを明記しているのはWinXPまで
そうなんです。Adobe公式サイトの必要システム条件に関するページを調べてみると、
Macromedia FlashPlayer8がサポートを明記している欄にWindowsVistaがありません。。
つまり、VistaではFlashPlayer8はサポート外なんです。
実際、PluginSwitcherではなく通常のインストーラーからVistaにFlashplayer8をインストールしようとする際に、
「まともにインストールできなかったけどOK?」みたいなダイアログが出てきたとの報告有り。
FlashPlayer8 × WindowsVistaの組み合わせは、意図的に操作しないと通常ありえない組み合わせだということのようですね。
公式が言ってるのならしょうがない、諦めて寝よう
この件に関して、なんとか対処しようといろいろ足掻いてswfobject.jsやFireFoxを疑ったりもしたのですが、
Adobe様がサポート外を公言しているページを発見してすべてがどうでもよくなりました。これでぐっすり寝れますね。おやすみなさい。