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雑記

インディーズゲームの祭典『BitSummit 2014』に遊びに行って来ました

インディーズゲームの祭典『BitSummit 2014』に遊びに行って来た

インディーズゲームの祭典こと『BitSummit』に遊びに行ってきました。
 

インディーズゲームとは

インディーズゲームとは、個人や小規模の会社などによって作られたゲームを指します。
とはいえ、高度な開発環境と優秀な制作ツールも安価で揃うようになった昨今、
大手製に決して見劣りしないクオリティを持つような個人ゲームも珍しくないようで、
良くも悪くも荒削りながらに尖ったゲームも多いんですって。

BitSummit 会場内


 


すみません、早とちりしてました。
これはゾンビぶちかまし系のゲームではなく、ゾンビの客を乗せるクレイジータクシーのようなやつでした。
だって「ヒャッハー!」とか言って乱暴な運転していたのでw
プレイヤーが顔面に付けているこの装置は、『Oculus』というそうで、
内蔵されている画面の視点が、向いた方向に合わせて連動して動くという新体験ができます。
実際に試しましたけれど、新鮮だけど慣れてないと操作にも疲れるし周りからみたらちょっと滑稽ではありますw
それにしても外人さんはゾンビ好き過ぎなのナゼなんすか?w
 


スウェーデン?かどこかのイケメン外人さんが片言で説明してくれました。
この『Pavilion』というゲームのようです。
 

フラッシュゲーム日本代表ブース

そうなんです。
昔から「このFlashゲー、すげーな!」と思ってプレイしてたゲームの作者の方が居られたのです。

Flasherとして自己紹介した後、作品のことや最近の活動のことなどをお聞きしました。
あほげー』という、アホなゲームを即興で作るというイベントがあるそうなので、僕も機会を見て参加してみます。
 

『しっぽねこと消えたエビフライ』

nekogames さんの最新作が展示されていました。
このページからデモ版をプレイできます。

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なんと、弾999発を含むグラフィックは全て版画で起こしているという気合の入り様!
この方の作品はデザインコンセプトもしっかり練られていて素晴しい!ファンなんです。
 

サカモト教授

まるで文化祭のような雰囲気で大小さまざまなブースが並び、
日曜プログラマーのおじさんが作った超個人的なゲームとかもあって楽しめました。

ニコ動でチップチューン配信してるサカモト教授のライブもやっていたようです。
(ニコ厨の俺歓喜でしたが、寝坊して間に合わいませんでした残念。。)

※実際に行った方が撮られたムービーを見つけたので引用して貼らせて頂きます。

悪魔城ドラキュラとかアッツいですねー。
 

会場内では、他にもおもしろそうなゲーム見かけたんですけれど、
以下に素晴しいエントリが既にあるので、あとは個人的に注目した3本の紹介に留めておきますね。

 

注目のゲーム3本

僕が、おっ!このシステムはソソルなーと思ったゲームです。
 

『element4l』


十字キーで直接操作するのではなく、
空気、氷、石、火に姿を切り替えることだけで進んでいく。キレイな世界観。Unity製。
 

『Super T.I.M.E. Force』


やられても時間を撒き戻せるアクションゲーム。
難しそうな死にゲーではあるが、巻き戻しエフェクトもカッコ良くて注目を集めていた。
 

『Papers, Please』


入国審査官となり、入国希望者を裁き続けるというニッチなゲーム
日本語版発売中
 

 

ゲーム制作用ツール

会場内には、ゲームだけでなく制作ツールのブースもありましたので2点紹介。
 

2Dスプライトアニメーションデータ作成ツール『SpriteStudio』

スプライトアニメーション専用のツール。
収入が1000万円未満の個人開発者の方はインディーズ版申請して無料で使えます。

「HTML5(Canvas)」「Unity」「Cocos2d-x」「CoronaSDK」で扱える、画像+位置情報を示したバイナリファイルを書き出す。
例のなめこアプリでも採用されてるとのこと。
 


 

少しだけ触りましたが、標準で多関節(インバース・キネマティクス)設定ができたり、
イージングなど各パーツの動きもFlashより詳細に設定できるのが強み。
ただ、Flash Professionalの操作性と比べて、タイムラインの調整など直感的な操作がちょっとめんどくさいかもな印象。
でも、Unity使いの人とかはSpriteStudioを試す価値は十分有ると思いました。

一方で、Flashに慣れてる人はFlash使えば良さそうです。
Flash Professional CCで突然廃止された多関節設定機能ではありますが、
最近登場した『DragonBones』という別の拡張ライブラリと組み合わせると多関節設定は出来ますし、
Canvas書き出しもCreateJSがありますし。
 

サウンドエフェクトツール『DSP Retro』


 

僕がwebコンテンツ制作時に、効果音を扱う際には、
ザ・マッチメイカァズ』『soundsnap』などフリーサウンド素材サイトを漁ることがよくあったのですが、
「もうちょっと短くて軽い音だったらよいのに、惜しい」ということもよくありました。

そこで、見つけたこのツール。

効果音を構成するパラメーターをいじって気に入った効果音を書き出せるっていう素敵ツールなんです。
さっそく、レトロゲーム効果音の『DSP Rero』と、アニメでよく使われる効果音『DSP Anime』を買っておきました。

まとめ

何も知らずに行ったイベントでしたけれど、ゲームの文化祭みたいなノリも楽しく収穫もあったので行って良かったですー。

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